J&J製コロナワクチンを薬事承認へ 国内5例目[2022/05/30 22:23]

 厚生労働省はアメリカの製薬会社「ジョンソン・エンド・ジョンソン」が開発した新型コロナワクチンを薬事承認する方針を決めました。

 厚労省によりますと、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは、海外で行われた臨床試験では発症予防効果は接種から14日目以降で66.9%確認されたほか、重症予防効果も接種から28日目以降では85.4%でした。

 ファイザーやモデルナとはタイプが異なるウイルスベクターワクチンで、接種が一度で済むほか、通常の冷蔵庫で保管できます。

 30日に厚労省で開かれた審議会は有効性や安全性が確認されたとして承認することを了承しました。

 正式に承認されればコロナワクチンとしては国内で5例目となります。

 厚労省は「臨時接種については、すでに必要なワクチンの量を確保できている」としていて、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンについて供給を受ける契約を結んでいません。

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