ごみ焼却施設から金や銀“3700万円”取り出しに成功[2022/06/01 11:45]

 神奈川県相模原市は回収した一般ごみや粗大ごみを焼却する過程で、金や銀それぞれ15キロ以上を取り出すことに成功し、3700万円の収入になったと発表しました。

 相模原市の焼却施設では、回収した一般ごみや粗大ごみの一部を570度に熱した砂で蒸し焼きにする仕組みを取り入れています。

 電子機器類などの貴金属は砂と一緒に堆積し、その中から金や銀を取り出したということです。

 相模原市南清掃工場・沼田好明工場長:「(限りある資源を)回収できてリサイクルにつなげられたのは一番喜ばしいことかなと感じています」

 去年1年間で金15.4キロ、銀15.8キロを取り出しその売却の金額からかかった費用を差し引いた結果、3700万円の収入になりました。

 市は施設の修繕費などにあてたいとしています。

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