男性や男の子が受けた性的な被害について、支援体制を構築するために厚生労働省が初めて実態調査をすることが分かりました。
厚労省によりますと、男性の性被害の調査は、産婦人科医や泌尿器科医らでつくる研究班が今年度から実施します。
男性や男の子の性被害は表面化しづらいとみられ、厚労省は被害の実態を把握し、支援体制を整備したい考えです。
具体的な調査方法や時期などについては、これから検討されます。
厚労省は今回の調査結果を通じて、医療機関が被害者に対応する際の手引きの作成などを目指すとしています。
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