今年のゲリラ雷雨 全国で約9万回発生か[2022/07/07 13:00]

7月5日、気象会社ウェザーニューズが今年のゲリラ雷雨の傾向予測を発表しました。

全国でみると、今年は去年の1.4倍となる約9万回のゲリラ雷雨が発生すると予想されています。
特に西日本では発生回数が増えて佐賀県では3倍近くになるとみられています。

▼高気圧の北への張り出しが原因
都道府県別の発生回数をみると、沖縄県が約5700回ともっとも多く、福島県、北海道、福岡県、鹿児島県、山口県で3000回を超えるゲリラ雷雨が発生するとしています。東京は去年とほぼ同じで800回と予想されています。

西日本で回数が多くなる原因として、今年は太平洋高気圧が日本の北に張り出しやすく、高気圧の縁をまわる湿った空気が西日本に流れ込みやすくなるためとしています。

気象庁の3カ月予報を見ても、今年の夏は全国的に高温で西〜東日本では降水量が多くなると予想されています。
これから本格的なゲリラ雷雨シーズンに入ります。突然の大雨にも慌てずに対応できるように、あらかじめ避難グッズの準備や避難先の確認、情報の入手などを万全にしてください。

テレビ朝日気象デスク 森口哲夫

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