JR東日本 大地震対策「電柱建て替え用車両」公開 [2022/07/20 12:30]

 JR東日本は大規模な地震に備えて、コンクリート製の電柱からより強固なものに建て替えるための専用車両を導入します。

 3月の福島県沖地震では東北新幹線が脱線したほか、高架橋にあるコンクリート製の電柱約90本が損傷したり傾いたりしました。

 JR東日本はこれまで地震対策として、電柱の上部と根元部分の補強をしてきましたが、今後は様々な方向からの力に強く耐震性が高い鋼管柱に建て替えていくということです。

 JR東日本が公開した電柱建て替え用の車両は、線路上での作業が可能で道路使用許可などの事前の手続きがいらなくなり、スピードアップにつながるとしています。

 また、この車両のみで作業が完結できるので、より効率的なメンテナンスができるようになります。

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