AOKI前会長「聖火リレー、元理事のおかげ」 金銭受領問題[2022/07/22 12:28]

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事が大会スポンサーの「AOKI」から金銭を受け取っていた問題で、前会長が「元理事のおかげで聖火リレーを走れた」と周囲に話していたことが分かりました。

 組織委員会元理事の高橋治之氏(78)は、自身の会社と「AOKIホールディングス」側との間で2017年秋ごろにコンサルタント契約を結び、合わせて4500万円ほどとみられる金銭を受け取っていました。

 契約の1年後にAOKIは大会スポンサーとなり、青木拡憲前会長(83)は聖火リレーにも参加しましたが、関係者によりますと、「高橋さんのおかげで地元で聖火リレーを走れた」と周囲に話していたことが分かりました。

 一方で、金品の受領が禁じられている「みなし公務員にあたるとは知らなかった」と話しているということです。

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