東京23区の熱中症疑いの死者 2年ぶりに100人超える[2022/07/25 16:04]

 東京23区で今年に入り、熱中症の疑いで死亡した人が102人に上ることが分かりました。死者が100人を超えるのは2年ぶりです。

 東京都監察医務院によりますと、東京23区内で今年に入ってから7月23日までに熱中症の疑いで死亡した人は、102人となりました。

 熱中症の疑いによる死亡者が100人を超えるのは2年ぶりです。

 亡くなったのはいずれも40代以上の男女です。

 そのうち、屋外で亡くなった人は5人で、屋内で亡くなった人は97人でした。

 屋内では、少なくとも93人がエアコンを使っていませんでした。

 熱中症の疑いによる死亡者が100人を超えるのは2年ぶりです。

 今年は、先月25日から今月3日まで東京都心で猛暑日が9日間連続するなど2年前に比べ早いペースとなっています。

 東京消防庁はエアコンの使用や屋外での活動を控えるなど熱中症対策を呼び掛けています。

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