厚生労働省は欧米などを中心に感染が拡大している「サル痘」について、国内で初めて感染者が確認されたと発表しました。
厚労省によりますと、国内で初めてサル痘への感染が確認されたのは東京都の30代の男性です。
男性は先月下旬にヨーロッパに渡航し、今月中旬に帰国していました。
渡航先で後にサル痘と診断された人との接触歴があったということです。
今月15日に倦怠(けんたい)感があり、その後、発疹などの症状も出たため医療機関を受診したところ、25日にサル痘と判明しました。
現在、症状は安定していて、都内の医療機関に入院をしているということです。
男性の国籍については明らかにされていません。
厚労省は濃厚接触者などについても調べるとしています。
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