緊急地震速報が誤発信 原因は観測点付近に落雷?[2022/07/28 19:13]

 栃木県真岡市周辺で一時、最大震度が5弱以上とする緊急地震速報が出されましたが、直後に取り消されるトラブルがありました。原因は落雷だったとみられています。

 気象庁によりますと、28日午後4時5分ごろ、真岡市の辺りで一時最大震度が5弱以上とする緊急地震速報が出されました。

 しかし気象庁はこの周囲では地震が検知されなかったことなどから誤報と判断し、直後に取り消しました。

 当時、真岡市周辺は雨雲が通過していて観測点の近くに落ちた雷が誤報の原因だとみられています。

 この速報は一般の利用者には通知されませんでしたが、事業者を通じて一部の利用者には届いた可能性があるということです。

 気象庁の担当者は「元々、落雷などが原因で誤った発表をする可能性はあるが、国民が身を守るための速報性を重視したい」と話しています。

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