都感染者4万人超はハーシス不具合の影響[2022/07/28 23:20]
東京都は、28日に初めて新型コロナの新規感染者数が4万人を超えたことについて、感染者情報の管理システム「HERーSYS」の不具合が影響したとの見方を示しました。
「HERーSYS」は医療機関などが新型コロナの感染者情報などを入力し、管理するためのシステムです。
都の担当者によりますと、26日の午前10時から午後4時にログインできないなどの不具合が出て、医療機関の陽性者の登録や保健所の確認作業が遅れたということです。
27日の都の新規感染者は2万9036人でした。
28日に4万406人と、初めて4万人を超え過去最多となりましたが、小池都知事は会見で、「このうち5000人から6000人はハーシスの不具合で遅れて出ている」として、前日の一部が28日に加算された可能性を指摘しました。