【速報】最低賃金の目安 過去最大31円引き上げ全国平均961円に 厚労省審議会[2022/08/01 22:15]

 今年度の最低賃金について大詰めの審議が決着し、全国平均で時給を31円引き上げて961円とする目安を決めました。過去最大の引き上げ幅となります。

 労働者側と経営者側の代表などが参加した厚生労働省の審議会は、今年度の最低賃金の引き上げの目安を全国平均で31円とすることを決めました。

 現在の全国平均は930円で、各都道府県が目安通りに引き上げた場合、時給は全国平均で961円となります。

 今年度は物価高の影響が焦点で、引き上げ幅がこれまでで最も大きかった昨年度を上回りました。

 先月25日に一度打ち切られた審議は今月1日に再開され、午後10時前に終了しました。

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