福徳岡ノ場 海底火山の新島が水没 大規模噴火も波の浸食で[2022/08/04 02:41]

 海上保安庁は小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火でできた島が確認できなくなったと発表しました。

 東京の南およそ1300キロに位置する海底火山「福徳岡ノ場」は去年8月13日に大規模な噴火をして直径およそ1キロの島ができました。

 同時に大量に噴出した軽石は沖縄などに流れ着き、船の航行や漁業などに大きな影響を及ぼしました。

 海上保安庁によりますと、島はその後、波によって削られて去年12月を最後に確認できなくなりました。海没したとみられています。

 海上保安庁は、島があった周辺では引き続き火山活動の影響とみられる変色域が確認されていて、再び噴火する可能性もあるとして、付近を通る船に注意を呼び掛けています。

こちらも読まれています