日航機墜落から37年 新たに酸素マスク見つかる[2022/08/05 18:44]

 日本航空123便が墜落して520人が死亡した事故から今月で37年です。現場から機内に設置されていた酸素マスクが新たに見つかりました。

 1985年8月12日、羽田空港から伊丹空港に向かっていた日本航空123便が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落して乗客乗員520人が死亡、4人が重傷を負いました。

 日本航空によりますと、当時、4人の生存者が見つかったスゲノ沢で6月、2019年の台風によって崩れた斜面の復旧工事中に新たに酸素マスクが発見されたということです。

 酸素マスクは機内に設置されたもので、チューブにはちぎれたような痕があり、乗客が使っていたかどうか分からないということです。

 日本航空の担当者は「我々の安全確保に向けた取り組みが確かなものか問い掛けられているような気がする」「絶対に風化させてはいけないし、風化していないと感じる」と話をしています。

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