入院先見つからず80代死亡 第7波では初[2022/08/05 23:55]
東京都で新型コロナウイルスに感染して入院調整をしていた80代の男性が自宅で亡くなりました。搬送先の病院が見つからずに死亡する例は7月以降の「第7波」では初です。
都によりますと、男性は7月29日に陽性が判明しました。
軽症だったため自宅療養をしていましたが、容体が急変し、8月1日から都が入院できる医療機関を探していました。
しかし、受け入れ先が見つからないまま翌日、亡くなりました。
男性には腎臓の疾患と高血圧の持病があったということです。
都は、受け入れる病院が見つからなかったのは感染の急拡大で医療従事者が感染者や濃厚接触者になり、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)した影響があったとみています。