国連事務総長“核兵器廃絶”訴え 国際情勢緊迫下の原爆の日[2022/08/06 18:11]

 77回目の原爆の日を迎えた広島で平和記念式典が行われ、国連のグテーレス事務総長が核兵器の廃絶を訴えました。

 国連・グテーレス事務総長:「核兵器保有国が核戦争の可能性を認めることは断じて受け入れられない。ノーモア、ヒロシマ。ノーモア、ナガサキ」

 ロシアのウクライナ侵攻で核兵器を巡る国際情勢が緊迫するなか、国連のグテーレス事務総長が現職として12年ぶりに出席しました。

 他にも被爆者や遺族をはじめ、99カ国の代表らおよそ2800人が参列しました。

 総理就任後、初めて原爆の日を迎えた広島選出の岸田総理大臣は「核兵器使用の惨禍を繰り返してはならない」とあいさつし、世界に「核なき世界」を訴えました。

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