7月の有効求人倍率は1.29倍で7カ月連続の上昇となりました。 3年ぶりに行動制限のない夏となり、飲食業などの求人が大幅に増えたことが要因とみられます。
厚生労働省によりますと、仕事を求める求職者1人あたりの求人の数を示す有効求人倍率は、7月は前の月より0.02ポイント上昇して1.29倍でした。
有効求人倍率が前の月を上回るのは7カ月連続です。
おととし4月以降では初めて、すべての都道府県で1倍を超えました。
厚労省は、7月としては3年ぶりに行動制限がなく宿泊業や飲食業で新規求人が前の年の7月に比べて47.7%と大幅に増えたことや新型コロナウイルスへの感染を恐れて仕事を求める動きが鈍り、結果として求職者が前の月より減ったことなどが要因と分析しています。
厚労省は「引き続き新型コロナの感染状況を注視していく」としています。
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