福島・双葉町の避難指示が一部解除 約11年半ぶり[2022/08/30 11:59]

 福島第一原発が立地する福島県双葉町の一部の避難指示が解除され、原発事故の発生からおよそ11年半ぶりに県内すべての市町村で住民が暮らせるようになりました。

 双葉町では全体の面積の1割ほどにあたる、およそ555ヘクタールで30日午前0時に避難指示が解除されました。

 町に戻って暮らす、谷津田陽一さん:「何か管理され、線が1本、引かれてたので、それから解放されたという気持ち」

 今回の解除により、福島県ではおよそ11年半ぶりにすべての市町村で住民が暮らせるようになりました。

 ただ、双葉町の解除に向けた準備宿泊の登録は延べ51世帯84人と、町民全体の1.5%にとどまっています。

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