今年度のインフルエンザワクチンの供給量7000万人超分で過去最多の見込み 厚労省[2022/08/31 16:07]

 今年度のインフルエンザワクチンの供給量は7000万人分を超え過去最多となる見込みだと厚生労働省が発表しました。

 厚労省は31日の専門部会で今年度のインフルエンザを予防するワクチンの供給量を示しました。

 今年度は過去最多となるおよそ3521万本の供給が見込まれていて、成人では1本で2人分の接種ができるため7042万人分にあたります。

 ワクチンの製造に必要な部品が新型コロナワクチン製造のために回されてましたが、その部品の確保が進んだことなどから供給量が増加したということです。

 例年、接種が始まる10月1日には、高齢者のおよそ9割が接種できる量を供給できる見込みです。

 専門部会では、南半球のオーストラリアで例年よりも数カ月早く流行が確認されたことから、ワクチンの需要が高まる可能性があるとの指摘がありました。

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