「国税だから大丈夫」給付金詐欺 国税局職員が起訴内容認める[2022/09/16 07:48]

 新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金200万円をだまし取った罪に問われている東京国税局の職員が初公判で「間違いございません」と起訴内容を認めました。

 東京国税局職員の塚本晃平被告(25)はおととし7月、仲間を新型コロナで収入が減った個人事業主だと偽って嘘の申請をし、国の持続化給付金合わせて200万円をだまし取った罪に問われています。

 15日に東京地裁で開かれた初公判で、塚本被告は職業を問われると「国家公務員です」と答え、起訴内容について「間違いございません」と認めました。

 検察側は証拠調べで、塚本被告に勧誘されたという知人の供述調書を読み上げ、塚本被告が「俺が何の仕事しているか知ってる?国税だから大丈夫」と嘘の申請を持ち掛けていたと指摘しました。

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