10月6日は「世界脳性まひの日」 東ちづるさんら会見[2022/09/20 23:23]

 毎年10月6日は「世界脳性まひの日」です。あまり知られていないこの日のことを広め、障害に対する理解を深めてもらおうと女優の東ちづるさんらが思いを語りました。

 東ちづるさん:「10月6日をきっかけにこの日を大切にしながら、脳性まひを含めて私たちは多様性なんだと」

 北澤豪さん:「スポーツを通して理解されることが大事かなと思う。
それによって生きづらさよりも生きやすさを社会というフィールドが変わることになるような10月6日になればと思い応援する」

 脳性まひは母親の妊娠中から生後4週間までの間に生じた脳への損傷によって体が不自由になる後遺症のことです。

 重い運動障害を伴うものもあれば外見では全く分からないこともあり、症状は様々です。

 去年の東京パラリンピックの参加者からも「脳性まひの日のことが知られていない」という声が上がったといいます。

 有森裕子さん:「小さな穴だけど多くの人が知ればどんどん広げていける。その人にはなれないが、理解は違う人間同士、絶対的にできる」

 玉木幸則さん:「3日前に大阪駅を車椅子で歩いていて、たまに聞こえる舌打ち、あれが結構しんどい。できないことはできないし、しんどいことはしんどい。だから無理しないで自分のペースで脳性まひの皆さんも生きていていんだよということを伝えていきたい」

 10月6日に向けて各地でPR活動を行われ、当日には参加型のイベント「生きづらさだよ!全員集合」が開かれます。

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