東京都「陽性者登録センター」を拡充して運用始まる[2022/09/27 07:38]

 26日から全国一律で新型コロナ患者の「発生届」が高齢者らに重点化されたことを受けて、東京都は届け出の対象から外れる患者が出ることから「陽性者登録センター」を拡充して運用を始めました。

 26日から医療機関などが報告する「発生届」の対象は高齢者や重症化リスクが高い患者に限定され、軽症者らは人数と年代のみの把握となりました。

 医療機関や保健所の負担の軽減が期待される一方、発生届の対象外となった患者が急変した場合にどう対応するかが課題です。

 こうした患者に対応するため、東京都はオンラインで患者の情報を把握する「陽性者登録センター」の対象者をこれまでよりも拡大し、対応を始めました。

 治療や宿泊療養、配食サービスなどの支援はこのセンターを通じて行うとしています。

 午前9時から午後9時まで、一日最大8000人の申請を受け付けます。

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