11歳男児が新型コロナワクチン3回目接種後に死亡 熱性けいれんなど既往歴あり[2022/10/07 17:52]

 厚生労働省は、5歳から11歳用の新型コロナワクチンを3回接種した11歳の男の子が死亡したと発表しました。小児用ワクチンを接種した後の死亡の報告は2例目です。

 厚生労働省によりますと、11歳の男の子は先月19日に5歳から11歳用のファイザー製ワクチンの3回目の接種をしました。

 翌日に発熱してけいれんを起こし、その4日後に死亡しました。

 死因は多臓器不全で、敗血症や急性脳症の症状があったということです。

 男の子には熱性けいれんなどの既往歴があり、喘息(ぜんそく)の薬などを服用していました。

 7日に開かれた厚労省の専門部会は、「情報不足などによりワクチンと死亡の因果関係は評価できない」としています。

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