【第8波予測】東京都の新型コロナ新規感染者 来年1月中旬に1万5千人か[2022/10/11 11:46]

 減少傾向にある東京都の新型コロナの新規感染者について、来年1月中旬には、再び1万5000人に迫ると名古屋工業大学の平田教授が試算しました。感染とワクチンの両方で獲得した免疫により第7波は下回る予測です。

 平田晃正教授はAI(人工知能)を使い、東京都の1週間平均の新規感染者数から第8波を試算しました。

 人々の行動が去年の年末並みだと1月中旬に1万人ほどでピークを迎えますが、行動がさらに回復すると、1万5000人に迫るとしています。

 ただ感染とワクチン接種、両方によるハイブリッド免疫を獲得した人が多く、第7波のピークまでは達しないとみています。

 名古屋工業大学・平田晃正教授:「ワクチンだけの効果ですと、比較的早く、例えば4カ月くらいで落ちていくのに対して、ハイブリッド免疫を獲得した場合にはその2倍から3倍くらい(免疫が)続く可能性があります。オミクロン系統と全く違う新しい系統が現れた場合にはそうとも言えず、やはり感染対策を継続して頂くというのが重要だと考えています」

 平田教授は、今後ワクチン接種と感染を繰り返しながら、国内でも海外のような集団免疫に近付いていくと考えられるとしています。

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