仕事が原因でうつ病など…精神的な病での労災認定が過去最多[2022/10/21 11:43]

 昨年度、仕事が原因でうつ病など精神的な病気を発症し、労災認定された人が629人と過去最多になったことが分かりました。

 厚生労働省がまとめた過労死白書によりますと、昨年度、長時間労働やストレスなど業務上の強い負荷が原因の病気で労災が認定された801人のうち、うつ病など精神的な病気は629人でした。

 これは過去最多で、このうち79人が自殺をしていました。

 精神的な病気のケースを業種別に見ると、最多が「医療・福祉」の分野です。

 この分野では、テレワーク導入の割合が最も低いということです。

 厚労省は「コロナ対応のために発生する過重労働で過労死が発生しないよう対策を進めたい」としています。

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