年金見直し“納付期間の5年延長案”議論始まる 厚労省[2022/10/26 17:15]

 国民年金の保険料に関し、2年後に行う財政状況の見直しのひとつとして、現在の40年間の納付から5年延長する案についての議論が始まり、まずは経済状況を議論する委員会を設置することが決まりました。

 国民年金と厚生年金を巡っては、5年に1度、現状や見通しについて見直す「財政検証」が行われています。

 25日に開かれた厚労省の専門部会では、2024年の検証に必要な物価や賃金などの「経済前提」を議論する有識者の委員会を設置することが了承されました。

 今後、専門部会では委員会での議論を踏まえ、国民年金について厚労省が案として示している保険料の納付期間の上限を現在の20歳以上60歳未満の40年間から65歳未満の45年間に延長するかなどについて検討が進められます。

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