天気予報やニュースで、「気温は平年並み」「10月なのに12月並みの寒さ」
などの言葉を見聞きすることがあると思いますが、
この「〇月並み」をどのように判断しているかご存知でしょうか?
■「〇月並み」は「平年値」で判断
平年値は過去30年分のデータについて算出した平均値のことで、気温や降水量などを評価する基準となっています。
値は10年ごとに更新され、現在は1991年〜2020年の観測値を平均した値です。
(※厳密には、気温の平年値は30年の平均値ではなく平滑化された値としますが、ここでの説明は割愛します。)
アメダスの地点ごとに計算されていて、その地点の気候を表す値として用いられます。
例えば、東京の10月31日(ハロウィーン)の平年値は、最高気温19.6℃ 最低気温11.7℃です。
さらに、平年値は時間ごとにも計算されていて、10月31日の昼12時の気温は18.5℃です。
このように、日ごと時間ごとに計算されている平年値と、実況気温や予想気温を見比べて、
天気予報やニュースで、〇月並み、〇月△旬並み、などを決めています。
また、東京の最高気温の平年値を見ると、
1月16日〜1月23日の9.5℃が最低値で、最も寒い時期、
8月3日〜8月9日の31.8℃が最高値で、最も暑い時期ということもわかります。
平年値は気象庁のHPで調べることも可能です。
気象庁のHP、各種データ・資料、過去の気象データ検索、地点名を選択、「平年値を表示」のアイコンをクリックしてください。
東京の平年値については、冒頭のグラフでパッと見ることができますので、ぜひご活用ください。
テレビ朝日気象デスク 山口晃平
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