千葉県警は、大麻を所持した疑いで書類送検された23歳の機動隊員を懲戒免職処分にしました。
千葉県警第1機動隊の23歳の男性巡査は9月、千葉県船橋市内の路上で知人男性とともに大麻を所持した疑いで28日、書類送検されました。
警察によりますと、「けんかをしている男たちがいる」と交番に通報が入り、警察官が現場に駆け付けると、1人でいる男性巡査を発見しました。
職務質問をしたところ、男性巡査は意識が朦朧(もうろう)としていたため、病院に緊急搬送したところ、尿から大麻の陽性反応が出たということです。
その後の捜査で、男性巡査は大麻の所持を認めています。
当日、男性巡査は非番で休みでした。
警察の取り調べに対し男性巡査は「警察官として取り返しのつかない事をしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと述べています。
千葉県警は10月28日付で男性巡査を懲戒免職処分にしました。
千葉県警は「警察の信頼を著しく損ねる行為であり、断じて許されるものではなく県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する職務倫理教養を徹底し、再発防止に務めて参ります」とコメントしています。
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