新型コロナの『小学校休業等対応助成金』、12月以降は特例措置を廃止に 厚生労働省[2022/10/31 17:58]

 新型コロナの影響で、子どもの通う学校などが臨時休校した際に保護者が仕事を休むのを支援する助成金制度について、厚生労働省は、12月から特例措置を廃止する方針を固めました。

 小学校休業等対応助成金は、コロナに感染するなどして学校を休んだ子どもの世話をするため、保護者が特別に休暇を取った場合に国が企業に対して休んだ日数の賃金相当額を支給するものです。

 31日の厚労省の分科会では、緊急事態宣言などが出された地域の企業を対象に一人あたり一日最大1万2000円を支給してきた特例措置を、12月以降は廃止する方針が示され、了承されました。

 それ以外の地域では、一日最大8355円を支給する措置が来年3月まで維持される見通しです。

 それ以降については改めて議論されることになります。

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