「ここは歴史のターニングポイント」 連合が来年の春闘で5%程度の賃上げを求める方針[2022/11/01 18:58]

 連合は来年の春闘について、このところの物価上昇を踏まえて定期昇給とベースアップの分を合わせて5%程度の賃上げを求める方針です。

 労働組合の中央組織・連合は1日、中央討論集会を開き、来年の春闘について議論しました。

 来年の賃金要求については、定期昇給分の2%と基本給を引き上げる「ベースアップ」に相当する分の3%程度を合わせ、5%程度の賃上げを求める方針です。

 このところの物価上昇などを踏まえての判断です。

 参加した多くの労働組合からもこの水準に向けて足並みをそろえていくことが確認されました。

 芳野友子会長は「急激な物価上昇や円安は働く仲間の生活に大きな打撃を与えた」としたうえで、「2023闘争はこれまでの単なる延長ではありません。ここは歴史のターニングポイントです」「連合、一体となって闘おう」と呼び掛けました。

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