病院にサイバー攻撃 給食業者からウイルス侵入か[2022/11/08 06:07]

 身代金を要求する「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受け、業務の大半が止まっている「大阪急性期・総合医療センター」がウイルスは給食の委託業者のシステムから侵入した可能性が高いと明らかにしました。

 医療センターは会見で、政府が派遣した専門チームの調査の結果、患者に提供する給食の委託業者との間で大量の通信が確認され、この業者のシステムからウイルスが侵入した可能性が高いという見方を示しました。

 この給食業者もランサムウェアに感染したということです。

 医療センターはサーバーと端末のうち半数以上にあたるおよそ1300台が感染し、新規の外来診療については停止したままです。

 完全復旧は来年1月になる見込みだということです。

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