上野動物園のシャンシャンが来年2月から3月に中国に返還へ 双子パンダの姉で5歳[2022/11/18 18:09]

 東京都は上野動物園のメスのジャイアントパンダ・シャンシャンを来年の2月中旬から3月上旬に中国に返還すると発表しました。

 シャンシャンは去年生まれた双子パンダのシャオシャオとレイレイのお姉さんで、2017年6月に誕生した時は1988年のユウユウ以来、上野動物園では29年ぶりの赤ちゃんパンダとして大フィーバーを巻き起こしました。

 東京都と中国野生動物保護協会との協定で、当初、2歳になる2019年6月をめどに所有権を持つ中国に返還する取り決めでしたが、延長を望む声もあり、2020年12月末までに返還することで合意されていました。

 しかし、その後は新型コロナの影響で中国の専門家が来られないことやチャーター便が確保できなかったことなどから、さらに2年間延長されていました。

 小池都知事は18日の記者会見で、返還期日について「中国側と協議し、輸送などの手続きの期間を見込んだ」と説明しました。

 上野動物園はシャンシャンの観覧終了日などは決まり次第知らせるとしています。

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