新橋駅地下へ/銀座アドバルーン空へ/ビルの谷間に鹿鳴館跡&汐留再開発進捗見せます[2022/12/09 18:00]

1971年、昭和46年4月の国鉄新橋駅です。
駅の向こう側が西口、こちら側の東口駅前は工事が進んでいます。
横須賀線の地下ホームの工事でしょうか。
外堀通り側から西口へ回り込みながらカメラを振ります。
東口側の大きなビルは、できて5年の新橋駅前ビル2棟です。

西口広場です。SLはまだなく、その部分はロータリーになっています。
となりのニュー新橋ビルはまさにできたばかりです。
下に港区立桜田小学校を見ながら回り込みます。
新橋駅前ビルもニュー新橋ビルも、50年がたって建て替え再開発の計画が進められています。

ヘリコプターは北に進み、東京高速道路を越えて銀座へ。
よく見るとアドバルーンがたくさん上がっています。
数寄屋橋交差点角、阪急百貨店が入っている東芝ビルからは特に。
アドバルーンの向こうは中央区立泰明小学校です。
屋上に置かれたアドバルーンも、チラホラ。
画面奥には、鉄道発祥の汐留貨物駅、浜離宮庭園、世界貿易センタービルも見えます。

東京高速と国鉄線路を越えます。
建て替えが完成したばかりの帝国ホテルです。
手前は日生劇場のはいるビルです。

反対側のとなりは、大和生命です。
かつてこの場所に鹿鳴館がありました。
そのとなりは、日本電信電話公社、NTTの本社。
うしろも斜め後ろもNTTのビルです。
大和生命は前庭がたっぷりあり、テニスコートのラインも引かれています。
その後、1984年に26階建ての高層ビルに立て替えられましたが、
再開発のため、今年2022年9月から解体が始まっています。

東京宝塚劇場、そして日比谷の映画街に入っていきます。
手前の丸い屋根はその名も日比谷映画劇場です。

日比谷交差点。日比谷公園です。
心字池と第一花壇です。
ここは、もともと陸軍操練所という練兵場でした。
1872年、明治5年の鉄道開業の時には近衛兵がこの場所で101発の祝砲を撃ちました。
数寄屋橋から抜けてきた日比谷地下道、トンネルの出口です。
テニスコートは整備中のようです。
今はないプールが見えます。
松本楼です。
この7か月後、放火で焼け落ちましたが、その前のなつかしい姿です。
この建物は2代目、今は3代目が建っています。
第二花壇、大噴水です。
水は少ししか出ていませんが、多くの人が思い思いに憩っています。
鉄道フェスティバルが毎年10月に開かれるのもこのあたりです。

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新橋駅が画面右下に見えます。
1997年3月の汐留上空です。
汐留駅のあとは更地になり、ゆりかもめの走行路だけが伸びています。
ゼロマイル標識。
かつての新橋停車場は前の年、国の史蹟に指定されました。
ゆりかもめの新橋駅仮駅です。
ゆりかもめが走ります。
汐留駅。
ほぼ完成していますが、開業はこの5年後でした。
ガランとした汐留貨物駅の跡地の向こうに、ふたたび新橋駅です。

2001年3月の浜離宮から汐留の風景です。
ビルが建ち始め、新橋駅に近い側は工事が進んでいます。
ゆりかもめの新橋駅仮駅の左側に本駅が完成しています。

翌年、2002年3月です。
多くのビルが姿を現してきましたが、まだまだ更地の部分も。
ゆりかもめの駅のすぐ横です。

その翌年、2003年4月です。
前の年には更地だった部分でも工事が始まりました。
ゆりかもめの汐留駅もこの半年前に開業し、一帯に「汐留シオサイト」という名がつきました。

そして今年2022年正月です。
画面左上に、新橋停車場を再現した施設が見えます。
右は新橋駅。
ゆりかもめの汐留駅。
まさにビルの谷間です。
イタリア街まで行ってグルリと回ります。
新橋駅です。
ホームの上、全体を大きな屋根が覆っています。
駅の左がニュー新橋ビル、右の日影の部分が新橋駅前ビルです。
その下に、道路をまたいでゆりかもめの新橋駅です。
右が銀座、左が日比谷、日比谷公園も見えてきました。

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