東京都が高齢者向け療養施設4つ増設 コロナ“第8波”備え 運動機能のリハビリも[2022/11/29 19:30]

 東京都は新型コロナウイルスの第8波に備え、高齢者向けの療養施設を新たに4つ増設します。29日、小池都知事が受け入れの流れなどを視察しました。

 高齢者等医療支援型施設は治療や介護に加えて感染をきっかけに寝たきりにならないように、日常生活に必要な運動機能の低下防止のためのリハビリも行います。

 小池都知事が視察した渋谷区の「都民の城」では、要介護5の患者までを24時間体制で受け入れます。

 10月下旬までは「酸素・医療提供ステーション」として稼働していましたが現在、流行しているオミクロン株は肺炎になりにくいとされているため、運用の仕方を転換します。

 小池知事:「介護度が高い高齢者の受け入れをどうするのかということが大きな課題でございます。救急搬送されて受け入れるところを確保するという意味で非常に大きな役割を果たしてくれるものと期待をしています」

 12月1日から渋谷区、足立区、八王子市、府中市で新たに4つの施設の運用を開始します。

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