旧統一教会の被害相談 1000万円以上が4割超 日弁連が公表[2022/11/29 21:55]
日本弁護士連合会は霊感商法などの被害相談を受け付ける窓口に寄せられた相談のうち、旧統一教会に関して被害額が1000万円を超えるとの訴えが4割以上に上っていたことを明らかにしました。
日弁連は29日、9月から行っている霊感商法などの被害に関する相談の分析結果を公表しました。
2カ月間で集計した相談は389件で、約8割が旧統一教会に関するものだったということです。
そのうち献金など財産的な被害に関する内容は8割を超えていて、1000万円以上の被害があったとする相談は4割以上に上りました。
1億円以上とする申告も17件ありました。
現在も全国から相談が寄せられているということで、日弁連は相談窓口を来月26日まで設置し、引き続き相談の分析を行う方針です。