【南極観測隊】揺れる船の中でも…隊員支える2人[2022/12/05 11:30]

=12月2日(金)=
きょうは朝食を食べ終わると、サッカーワールドカップで日本がスペインに勝利したというビッグニュースが。
日本はさぞかし盛り上がっていることと思いますが、きょうの観測隊エリアは少し静かだったように感じます。
共有スペースで眠りに落ちている人もいました。
船が左右に振り子のように揺れるので、すぐ眠くなってしまうんです。

そんな揺れの中、いつもパソコン画面と向きあってお仕事をしている2人の隊員がいます。
庶務担当の白野亜実(しらのあみ)さん(写真左)と、和田千弥(わだちひろ)さん(写真右)です。
白野さんは2児の母、昭和基地を再来年の2月まで守る越冬隊員の1人。
和田さんは私(吉田)のルームメイトで、朝は必ず私より早く起き、夜は遅くまでお仕事をしています。

2人の存在に癒されている隊員も多いのですが、船内での講義スケジュール調整やら、ごみの分別確認やら…
私たちの生活全般を見て下さっているため、お仕事は多岐にわたり2人が休んでいるところを私は見たことがありません笑。

ただ、これから暴風圏…。少しでもゆっくりできますように。


報道局 吉田遥 神山晃平

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