「iDeCo」加入可能な年齢を69歳以下に引き上げる方針 厚労省[2022/12/07 16:00]

 厚生労働省は個人型確定拠出年金「iDeCo」について、加入が可能な年齢を69歳以下に引き上げる方針を固めました。

 厚労省の専門部会は7日、現在64歳以下となっている個人型確定拠出年金「iDeCo」の加入可能な年齢について、69歳以下とする案を了承しました。

 加入機会を公平に設けるため、職業や収入などで分けられている国民年金の被保険者の種別にかかわらず、引き上げる方針です。

 この案は政府が示す「資産所得倍増プラン」に盛り込まれていて、今後、具体的な要件などの検討が行われることになります。

 iDeCoの加入年齢を巡っては、今年5月に「59歳以下」から「64歳以下」に一度、引き上げられていました。

 その後の半年間で、60歳以上では約5万人が加入していたことも報告されました。

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