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世界最古の氷を取り出すため、南極の「ドームふじ」基地の周辺で、新たな掘削拠点の建設が始まりました。今後6年間かけて、およそ100万年前の氷の取得を目指します。
第64次南極地域観測隊の隊員ら16人は、南極大陸にあるドームふじ基地に今月4日に到着しました。
隊員らは、氷床を深く掘って「アイスコア」と呼ばれる筒状の氷を取り出すため、8日、ドームふじ基地からおよそ5キロ離れた地点で、新たな掘削拠点の建設を始めました。
氷床の氷には、過去の大気の成分などが含まれていて、分析することで当時の環境(二酸化炭素量など)を知ることができ、地球の気候変動の歴史解明の手掛かりになります。
日本は2006年に深さおよそ3000メートルの氷床から72万年前の氷を取り出していますが、さらに古い100万年前の氷の取得を目指し、新たな掘削拠点の選定が進められていました。
今後、2028年まで毎年隊員を派遣して、氷床の掘削に取り組む予定です。
画像:国立極地研究所提供
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