「桜を見る会」安倍元総理の元秘書ら再び不起訴に[2022/12/16 20:45]

 「桜を見る会」の前夜祭の費用を巡る問題で、検察審査会が「不起訴不当」とした安倍元総理の元公設第1秘書ら2人について東京地検特捜部は再び不起訴処分としました。

 桜を見る会の前夜祭の費用を巡っては、弁護士らのグループが安倍晋三元総理や元公設第1秘書らを政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとして去年、東京地検特捜部に刑事告発しましたが、不起訴処分となりました。

 この処分を不服とする申し立てを受けていた検察審査会は、安倍元総理を「不起訴は相当」とした一方、元公設第1秘書ら2人について「不起訴は不当」と議決しました。

 特捜部が改めて捜査していましたが、今月16日、「犯罪事実が認められる十分な証拠がなかった」として嫌疑不十分で再び不起訴処分としました。

 また、特捜部は桜を見る会の前夜祭を巡って刑事告発されていた他の事件についても不起訴処分としました。

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