【南極観測隊】ついに…昭和基地が見えた![2022/12/21 12:00]

=12月20日(火)=
けさは、珍しく全員が起きる午前6時よりも前に起きてしまいました。
ここ最近はラミングの地震のような振動の中で眠るのが当たり前だったのですが、きょうは久しぶりに船がすいすいと動いていて、逆に目が覚めてしまったのです。
船橋(ブリッジ)に上がってみると、もうすでに南極大陸がうっすらと見えていました。
流氷域であんなに苦戦していたのがウソのように、定着氷に入ってからほぼ1日で昭和基地の近くまで進むことが出来ました。

他の隊員たちは、朝起きたら目の前に南極が見えているという状況に、「いつの間に?」と目を丸くしていました。
甲板から双眼鏡を覗くと、基地にあるアンテナがかろうじて見えて久しぶりに見る”人工的な作り物”に感動している人もいました。

午後からは氷の状態を確認するため、自衛隊のヘリコプターが飛びました。
神山も同乗させてもらいましたが、上空からはカラフルな昭和基地が見えました!

今晩も引き続き荷造りで大忙しですが、昭和基地はすぐそこなので忘れ物のないように頑張ります!

報道局 吉田遥 神山晃平

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