サブカルチャー以前の「中野ブロードウェイ」に根づく新しい形の生活文化[2022/12/23 18:00]

画面右手前が中野の新井薬師梅照院、向こう側が新井薬師公園です。
南口で旋回します。
1970年、昭和45年、夏の終わりの光景です。
カメラが寄っていくと、自転車用の道が見えます。
当時は、子どもたちに交通ルールを教える交通公園の役割も果たしていました。
公園の中野通りに近いところにおとぎ話のお城のような建物が建っています。
新井薬師児童館です。歩道橋がかかる中野通りを挟んだこちら側の池も新井薬師公園です。
その中野通りを南に進みます。
住宅街を走る都道ですが、通り沿いにはビルが建ち始めています。

早稲田通りとの交差点です。

その向こうに1966年開業の中野ブロードウェイです。
地下から4階までがお店、それより上がマンションです。
こうした形はかつては下駄履きアパートと呼ばれましたが、そのイメージを一新しました。
屋上の東側は庭園風。北側にはプールがあります。寄っていくと多くは子ども、親子連れです。
けっして大きなプールではありませんが、この人数にはちょうどよさそうです。
カメラに向かって手を振る少年。こちらを見る人が大ぜいいます。
テーブルも広げられています。イベントでしょうか。
右には子ども専用らしきプールもありますが、上がってしまって空っぽになりました。トイレでしょうか。浮き輪だけが浮いています。
屋上にはこんな利用方法もありました。

早稲田通りです。
バスがちょっとした渋滞を作り出しています。中野駅前からつづくサンモールのアーケード街から、直結して入っていけるのも驚きでした。
サンモールはもともとここで行き止まりだったようです。うまく作ったものです。
中野駅北口の広場です。
地下鉄東西線が乗り入れてきたのは、ブロードウェイ開業と同じ1966年。

「クレジットの丸井」本店に寄っていきます。屋上にはメリーゴーラウンド。
ターミナル駅の百貨店屋上とは異なり、遊戯施設はこれだけです。
子どもの姿は見えますが、木馬は回っていません。まだ夏休みだったはずですが。
アドバルーンも上がっていませんね。

中野の発展はこれからです。

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今年、2022年9月の中野駅一帯です。
画面左下、ビルの谷間の緑の屋根が中野ブロードウェイです。
やっぱり目立つ中野サンプラザ。中野駅西側の工事が進んでいます。

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