情報漏洩事件の文書公開で人名「黒塗り」忘れ 杉並[2022/12/28 22:04]

 東京・杉並区の職員が住基ネットで得た個人情報を漏らした疑いで逮捕された事件についての情報公開で、区は非公開とすべき個人名を開示していたと発表しました。

 杉並区によりますと、先月、住民基本台帳法違反の疑いで区の職員が逮捕された事件に関する情報公開請求を受け、28日に区役所の窓口で請求者におよそ1000枚の文書を手渡しました。

 その後、手渡した相手から文書に記載された人の名前について指摘があり、担当者が確認したところ渡した文書の中で1カ所、非公開にするはずだった一般市民の名前が「黒塗り」されていませんでした。

 区は渡した文書を差し替えたということです。

 岸本聡子区長は「深くおわび申し上げるとともに、このような事案が二度と発生しないよう再発防止及び職員への指導を徹底して参ります」とコメントしています。

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