中国当局の船 尖閣諸島周辺の接続水域で334日確認  過去最多を更新[2022/12/29 09:28]

 今年、中国当局の船が沖縄の尖閣諸島周辺の接続水域で確認された日数が334日になり、過去最多を更新しました。330日を超えるのは3年連続です。

 海上保安庁によりますと、尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側の接続水域では、28日、中国海警局の船4隻が確認されました。

 この4隻は、そのまま日付が変わった29日も航行を続け、今年1年間に確認された日数が334日になり、これまで最も多かった2020年の333日を超えました。

 また、今月には、日本の領海に72時間45分留まり2012年に日本が尖閣諸島を国有化して以降、最長を更新しています。

 海上保安庁は、日本の領土・領海を断固として守り抜くという方針の下、事態をエスカレートさせないよう、冷静に、かつ、毅然(きぜん)とした対応を続けるとしています。

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