社会

2022年12月30日 16:26

【南極観測隊】昭和基地で家に帰れなくなった話

【南極観測隊】昭和基地で家に帰れなくなった話
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12月29日(木)
きょうは、初めての「ブリ」で朝から外出注意令が出ました。
注意令が出ている間は、建物と建物を移動する場合、複数人で行動しなければなりません。
さらに建物の間に張ってあるライフロープにカラビナで自分の体を繋いで、ルートに沿って歩く必要があります。
いわば、集団登校です。

私も神山も、64次隊の食堂やお風呂のある第一夏宿舎(いちなつ)から離れた場所で寝泊まりしているので、
どうしても建物間の行き来が発生します。
さらに、撮影した映像を東京の本社に送るためには、また別の建物への移動が必要です。

強風と細かい雪が舞う中、
2人でパソコンと映像データを守りながら、建物の往復を繰り返しました。

夜に仕事を再開することに決め、
いちなつでおいしいビーフシチューを食べ、久しぶりに隊員みんなで楽しくワイワイ会話をしていたら、あっというまに午後10時に。
そろそろ映像を送って、自分の“家”にみんなで帰ろうかな、とふと窓の外を見ると…
むむ、さらに風が強く、視界が悪くなっている…

ということで、そのまま吉田も神山も、いちなつにお泊まりとなりました。
急いで送ろうと思っていた年越し準備の映像はそのままに。

ま、建物から出られない以上、仕方がない。自然には逆らえないし。
夜が明けて、ようやく自由に外に出られるようになり、映像を送っています。

反省しましたが、
こんなハプニングも楽しまなければ!
写真は、そんな家に帰れなくなった日の夕食、ビーフシチューです。

報道局 吉田遥 神山晃平

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