前橋市の農場で鳥インフルか? 遺伝子検査で確定すれば群馬県で初の確認[2022/12/31 19:57]

 前橋市の農場で約30羽のニワトリが死亡しているのが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。遺伝子検査で確定すれば、群馬県としては初めての高病原性鳥インフルエンザとなります。

 山本知事:「今後、疑似患畜が確認された場合は速やかに現地対策本部を設置するとともに、県庁を挙げて殺処分と埋却処分などの防疫措置をしっかり進めて参りたいと考えています」

 群馬県によりますと、31日午前11時15分ごろ、前橋市の農場から「死んだニワトリの数が増加した」と家畜保険衛生所に連絡が入りました。

 立ち入り検査を実施すると、約30羽のニワトリが死亡していて、鳥インフルエンザの簡易検査をした13羽すべてで陽性が確認されました。

 群馬県は今後、遺伝子検査をして高病原性鳥インフルエンザと確認された場合は、農場で飼っている約1万5000羽を殺処分などするということです。

 群馬県では、これまで鳥インフルエンザが確認されたことはなく、遺伝子検査で陽性が判明すれば初めてのケースになります。

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