前橋市の農場で鳥インフルエンザ H5亜型 1万5000羽殺処分 群馬県内では初確認[2023/01/01 10:39]

 群馬県前橋市の農場で高病原性鳥インフルエンザが確認されました。群馬県内では初めてのケースになります。

 群馬県によりますと、先月31日午前11時15分ごろ、前橋市の農場から「死んだニワトリの数が増加した」と県の家畜衛生研究所に連絡がありました。

 13羽に簡易検査を行ったところすべてが鳥インフルエンザの陽性になり、遺伝子検査を実施したところ、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザと判明しました。

 これを受け、県はこの農場で飼っているおよそ1万5000羽の殺処分を開始しました。

 また、半径3キロ以内の区域を移動制限に、半径10キロ以内の区域を搬出制限にして、周辺に5カ所の消毒ポイントを設置しています。

 群馬県では、これまで鳥インフルエンザが確認されたことはなく、初めてのケースになります。

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