【南極観測隊】南極でお魚釣り[2023/01/04 12:17]

1月2日(月)

今日は雲ひとつない快晴ということで、
南極の魚類の生態を研究するチーム、通称“お魚チーム”の皆さん(市川光太郎さん、河合賢太郎さん、黒田充樹さん)に同行取材させていただきました。

昭和基地近くの北の浦で魚を釣り、超音波発信機をつけて
海氷下での魚の動きを見たり、解剖して生殖腺や胃の内容物を調べたりします。

まずドリルを使って氷に穴を開けて(これがなかなかの重労働です)、
ショウワギスを沢山釣っていました。

そして今回、お魚チームが初めてボウズハゲギスと呼ばれるお魚を釣りました!
釣ったばかりのボウズハゲギスは銀白色で美しく、皆さん大興奮でした。
その後は、釣れたお魚を解剖して、耳石(顕微鏡でみると年輪のようになっていてお魚の年齢がわかる)や胃などの保存が行われました。

このあとも“大漁”が続きますように!

報道局 吉田遥 神山晃平

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