【南極観測隊】内陸取材から戻りました[2023/01/15 17:26]

1月15日(日)

ご無沙汰しています!
2日前に、内陸取材から昭和基地に戻りました。
私たちがいない間に、設営部隊の方たちによる地学棟の解体が完了し、新しい夏宿舎の建築に向けた準備が始まっていました。
1週間ほどですっかり景色が変わっていて、驚きました。

H128(昭和基地から内陸へ約100キロ)では、南極の過去の気候を復元するため、ドリルを使って「アイスコア」と呼ばれる氷の柱を掘削したり、約3メートルの深さまで雪を掘ってサンプルを採取したりする研究などを取材しました。
隊員8人、2台の雪上車に分かれて寝食を共にした8泊9日間はあっという間でした!
氷と青い空しかない世界で、隊員同士助け合いながら楽しく過ごすことができ、本当に貴重な経験になりました。

私たちに残された南極生活もあと1か月です。
1日1日を大切に、南極観測のことをお伝えしていきます。

報道局 吉田遥 神山晃平

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