「YMO」のドラマー高橋幸宏さん 誤嚥性肺炎のため11日に死去[2023/01/15 19:06]

 伝説のバンド「YMO」のメンバーでドラマーの高橋幸宏さんが亡くなりました。70歳でした。

 所属事務所によりますと、高橋さんは11日、脳腫瘍(しゅよう)により併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなりました。70歳でした。

 去年11月から自宅で療養していましたが、年末から容体が悪化したということです。

 高橋さんは2020年に脳腫瘍の摘出手術を受けたことを公表し、治療を続けていました。

 高橋さんは1972年にサディスティック・ミカ・バンドに加入してデビュー。1978年に坂本龍一さん、細野晴臣さんと「YMO」、イエロー・マジック・オーケストラを結成し、テクノ・ブームを巻き起こしました。

 代表曲「ライディーン」を作曲したほか、テクノカットや赤い人民服などグループのビジュアルイメージを構築しました。

 デビュー50周年となる去年9月の記念ライブには出演を目指しましたが、かないませんでした。

 YMOの盟友で自身もステージ4のがんで闘病中である坂本龍一さんのツイッターには、追悼を表すとみられるグレー一色の画像が投稿されました。コメントは付けられていません。

 葬儀は家族葬ですでに執り行われ、後日、お別れの会を開くということです。

こちらも読まれています