「キラキラネーム」どこまで認める? 要綱案まとまる 法務省の審議会[2023/02/02 14:52]

 戸籍に記載するうえで、いわゆる「キラキラネーム」など通常では読みにくい名前をどこまで認めるのかについて、法務省の審議会が戸籍法などの改正に向けた要綱案をまとめました。

 政府は行政手続きなどのデジタル化に向けて、戸籍の氏名に読み仮名を追加するための議論を進めています。

 法制審議会の部会が2日に取りまとめた戸籍法などの改正に向けた要綱案では、「氏名として用いられる文字の読み方として一般的に認められているものでなければならない」という趣旨の規定が設けられました。

 読み仮名が差別的であったり、漢字の持つ意味とは反対の意味になったり、キャラクターの名前だったりする場合は認められなくなる可能性があるということです。

 一方、すでに使われている読み仮名には制限を設けない方針です。

 法制審議会は今後開かれる総会で要綱を正式に決定する予定です。

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