【国府宮はだか祭り】裸男たちが“もみ合い” 「神男」に触れて厄落とし 3年ぶり開催[2023/02/03 19:45]

 愛知県稲沢市の神社で裸男たちが神男に触れて厄を落とそうともみ合う勇壮な神事が3年ぶりに行われました。

 「国府宮はだか祭」の「もみ合い」は新型コロナウイルスの影響でおととしと去年は中止され、今年は3年ぶりに行われました。

 神社では、感染防止対策として参加者を愛知県内の在住者や在勤者に限るとともにワクチンの3回接種などを求め、実施しました。

 3日午後4時半すぎに3日間、神社にこもって身を清めた神男の矢澤謙二さん(41)が参道に現れると、神男に触って厄を落とそうという裸男たちによる、もみ合いが始まりました。

 神男は裸男たちに揉まれながら人々の厄を一身に受けて約20分後、社殿に入って神事が終了しました。

 例年は8000人ほどの裸男が参加しますが、神社によりますと、今年の参加者は約1700人でした。

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